学生・成績管理
教育支援課 課長 権限:全学科・全学年の成績を閲覧できます
| 学籍番号 | 氏名 | 学科 | 学年 |
累積GPA | 修得単位 | 出席率 | 進級判定 | 操作 |
アクセス制御のポイント:この一覧に表示される行・列は、ログインユーザーの権限で自動的に絞り込まれます。上部の「ログイン権限」を切り替えると、同じ画面でも見える情報が変わることを確認いただけます。権限外のデータはサーバー側で除外されるため、ブラウザ操作で取得することはできません。
成績登録ワークフロー
教員のExcel提出 → 自動検証 → 課長承認 → 確定。全ステップが監査ログに残ります。
承認待ちの成績(課長)
| 科目 | 担当 | 対象 | AI検証 | 操作 |
| 系統解剖学 II | 山際 准教授 | 医2年 102名 | 警告 2件 | |
| 成人看護学実習 | 木戸 教授 | 看3年 108名 | 問題なし | |
| 臨床薬理学 | 芝原 講師 | 医4年 98名 | 問題なし | |
直近の取込・確定履歴
| 日時 | 科目 | 件数 | 状態 |
| 08/06 09:12 | 病理学総論 | 102 | 確定済 |
| 08/05 17:40 | 基礎生理学 | 115 | 確定済 |
| 08/05 14:03 | 母性看護学 | 96 | 差戻し |
| 08/04 11:22 | 生化学 I | 108 | 確定済 |
段階的な機能実装のご提案(予算に応じたフェーズ分割)
PHASE 1 / 約 3〜4ヶ月
成績管理コア + アクセス制御
学籍・成績登録/Excel取込/権限管理(RBAC)/IP制限/監査ログ/成績証明書出力
この範囲だけでExcel脱却が完了
PHASE 2 / 約 2〜3ヶ月
進級判定・分析の自動化
進級/卒業判定ロジック/GPA分析ダッシュボード/要確認学生の自動抽出/教員ポータル
次年度予算での追加も可能
PHASE 3 / 継続
運用保守・学内DX伴走
月次運用代行/セキュリティ更新/学務・出席システム連携/学内向け説明資料の作成支援
DX担当者不在を補完
アクセス制御・監査
「誰が・どこから・何に」アクセスできるかを1画面で統制。個人情報保護法・大学の情報セキュリティポリシー準拠を前提に設計。
許可ネットワーク
4セグメント
学内LAN 3 / 学認VPN 1
多要素認証 適用率
100%
全 42アカウント適用済
本日のブロック
6件
学外IP 5 / 権限外操作 1
データ暗号化
AES-256
保存時/通信時 TLS1.3
権限マトリクス(ロール × 機能)
現在の権限をハイライト表示
| ロール | 成績閲覧 | 成績入力 | 確定承認 | 証明書発行 | 個人情報 | 権限設定 | 監査ログ |
保守ベンダーは学生の個人情報を参照できません。 弊社の保守アカウントは氏名・生年月日等がシステム側でマスクされた状態でのみ運用作業を行います。「外部業者に個人情報を預ける」構図を作らない設計です。
IPアクセス制限
| ネットワーク | 範囲 | 状態 |
| 学内LAN(本館) | 10.24.8.0/24 | 許可 |
| 学内LAN(病院) | 10.24.12.0/24 | 許可 |
| 学内LAN(教員室) | 10.24.20.0/23 | 許可 |
| 学認VPN | 172.20.4.0/24 | 条件付 |
| 上記以外(学外) | 0.0.0.0/0 | 拒否 |
監査ログ(リアルタイム)
追記中
監査ログは 書き換え・削除ができない追記型ストレージ に7年間保管します。「いつ・誰が・どの学生の成績を閲覧/変更したか」を後から証明できるため、万一の情報漏えい疑義の際にも説明責任を果たせます。
システム構成・運用保守体制
クラウド(AWS 東京リージョン)上に構築し、到達経路を学内ネットワークに限定する構成です。
システム構成イメージ(クリックで各要素の説明)
アプリケーション(AWS 東京リージョン / マルチAZ)
5年間の総保有コスト比較
オンプレは5年目にハードウェア更改(サーバ/UPS/バックアップ機器)と再構築費が発生します。学内に専任担当者が必要な点も含めると、長期の総コストはクラウドが有利になる想定です。
保守運用サービス水準
- 稼働率目標
- 99.9%(計画停止を除く)
- データ復旧
- 直近35日間の任意時点へ復元
- 障害一次対応
- 平日 1時間以内 / 夜間・休日 翌営業日
- 問合せ窓口
- メール・電話・チャット(平日9-18時)
- 定例報告
- 月次レポート(稼働・アクセス監査・改善提案)
- 体制の継続性
- 担当2名体制+設計書を大学へ納品
AI処理のデータフロー(何を送り、何を送らないか)
「AIに学生の個人情報を渡すのでは?」というご懸念への回答です。クリックで各工程の説明が表示されます。
インターネットを経由しない(VPCエンドポイント)
東京リージョン内で完結(国外移転なし)
AIモデルの学習には利用されない
氏名・学籍番号は送信しない
AIに送信するもの
- 匿名ID(例:ST-91B2D4)
- 科目名と素点・評価
- 学年・学科の区分(医3年 など)
- 出席率などの数値
AIに送信しないもの
- 氏名・ふりがな
- 学籍番号・生年月日
- 住所・連絡先・保護者情報
- 健康情報・その他の学籍情報
そもそも、AIが必要な機能は限られています。
本システムで「AI」と表示している処理のうち、進級リスクの抽出とExcel取込の検証は、統計処理とルール処理のみで実装しており、生成AIは使用していません。生成AIを使うのは「学修状況の文章要約」など、文章を作る場面に限られます。Phase 1では生成AIを一切載せずに導入し、必要性を見極めてから Phase 2 で追加する進め方も可能です。
学内でのご説明にお使いいただける論点整理
- 「クラウドは学外から見えるのでは?」への回答
IP許可リストにより学内セグメント以外からは到達できません。上部の「学外アクセスを試す」で実際の挙動をご確認いただけます。
- 「Excelのままではなぜ危険か」の整理
閲覧記録が残らない/複製が無制限/端末故障で消失。この3点が監査上の最大リスクです。
- 「業者に個人情報を渡すのでは?」への回答
保守アカウントは個人情報がマスクされます。権限マトリクスをそのまま学内説明資料に転用できます。
- 予算に応じた分割
Phase1のみでもExcel脱却は完結します。本年度に間に合わない場合は要件定義のみ先行する進め方も可能です。
- 担当者不在への備え
設計書・運用手順書を納品し、特定の個人に依存しない運用にします。
- 他社比較の観点
「アクセス制御の粒度」「監査ログの保持要件」「保守の継続体制」の3点で各社を比較されることをお勧めします。